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ここでは、開発の説明をする。
プラネタリウムに用いる画像の投影法として、AIT、CAR等あるが、ここではAIT(Hammer-
Aitoff法)の場合を説明する。
1)マックスプランク研究所よりデータを取得する。
まず、データを得るところから始める。
2)全天画像fitsファイルの作成
宇宙科学研究本部の海老沢教授により開発され、海老沢教授のホームページに公開さ
れているプログラムを用い、全天画像を得る。 ![]()
AIT(低エネルギー)
3)重なりをとるをとるために入力を1にした画像を得る。
データは隣り合ったデータと最低0.23度重なっているので、その重なりをとる必要がある。
そこで、入力を1にした画像を得て、元の画像から割ることで重なりを除去することにした。
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AIT(入力を1にした画像)
4)重なりを除去する。
FTOOLのfarithを用いて、重なりを除去した画像を得る。また、中間エネルギー、高エネ
ルギーに関しても同様にして画像を得る。 ![]()
AIT(低エネルギー)
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AIT(中間エネルギー)
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AIT(高エネルギー)
5)カラーイメージを得る。
STIFFを用いて、低エネルギーを赤、中間エネルギーを緑、高エネルギーを青としてカラー
合成する。 ![]()
AIT(カラーイメージ)
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