実習1:解答

 

−1

 AWM7銀河団のX線画像は下図のようになる。(Scale→log)

Q1 解答

 可視光で銀河団を見たときは何もないように見えた場所から大量のX線が放射されていることがわかる。これは、数千万度の高温ガスからX線が放射されていて、そのX線を見ている画像。また、中心にいくほど強いX線が放射されている。

−2

 AWM7銀河団と同じ様にブラックホール3C120のX線画像を見てみると

となった。(Scale→log、Smooth)

Q2 解答

 3C120→1つの場所から集中してX線が放射されていて、1つの視野に

     収まる放射をしている。

 AWM7→3つの視野に収まりきらないほど広い範囲でX線放射をしてい

     る。

 このX線を放射している高温ガスが銀河団中に満たしているが、この高温ガスを銀河団中に閉じ込めているためには、銀河や高温ガスの質量より大量の見えない質量が必要であることがわかる。

 この見えない質量が暗黒物質ダークマター)です。

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